トップページ プロフィール 装備 旅行記 photos エトセトラ ブログ
9月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
TOPPAGE > 旅行記TOP > 各日記
第56日目

9月9日(木) 晴れ
北海道留萌市 〜 北海道天塩郡天塩町
122km
走行時間 5時間46分32秒  平均速度 21.1km  総走行距離 5604.77km

台風はひどかったらしい

朝8時に出発。今日は手塩を目指します。

風向きはやや横からの追い風。スピードもでていい感じ、なんか早く着きそうだ。
しかし、30分ほど走ったところで、何と通行止め。昨日の台風で海沿いの道に物が散乱し、一部では道路がめくれあがっているそうで何時復旧するかわからないという。
迂回路は距離がかなり長く、しかも峠越えの道。

考えた結果暫らく様子を見ることに。たまたまそばに温泉施設があり、割引券も持っていたためそこで時間をつぶすことに。昼までに開通しなければ今日は留萌に引き返すことにしよう。

近くで作業していたおじさんからペットボトル2本とパン、おにぎりを頂いた。昼食にしよう。ほんともらってばかりだなあ。有難いです。

12時ごろに再び通行止めのゲートを訪れる。警備してる人に尋ねてみるとやはり駄目っぽい。
諦めようとしていたときに責任者みたいな人がやってきて自転車は通してくれた。これはラッキー。
ちょうどお昼で工事は中断していたし、車は工事車両しか通らないのでかえって走りやすかった・・・なんて事を言うのは不謹慎ですが。

しかし、台風はひどかったらしい。道は打ちあげられた砂で汚れ、所々陥没しているし、建物の被害も激しい。内地の台風より激しいのでは?
途中道の駅「おびら鰊番屋」の横を通ったが当然営業していません。重要文化財の番屋の屋根が剥がれてました。酷いものです。

そんな被害とは裏腹に私のほうは台風の名残の追い風でバンバン飛ばしていきました。
しかし、昼に出発して110km走るのはきつかった、細かいアップダウンもあったし。

しかしスピードは出てるので時間的余裕はできた。というわけで苫前の郷土資料館によってみた。ここには「熊嵐」に関する展示が行われています。「熊嵐」というのは、一匹の熊が次々と民家を襲い喰殺していくという恐ろしい実話を元に書かれた小説のことです。熊の恐ろしさをあらためて学びました。

その後は羽幌の道の駅でバラソフトを食べたりしつつ北を目指す。途中丸い干草が転がる牧草地を照らす、真っ赤な夕陽を見て感動し、足を止める。この辺の夕陽はホント綺麗です。

18:30に鏡沼海浜公園に到着。ここには無料のRHがあるのです。それどころか洗濯機もシャワーも無料というすごい所。至れり尽くせりです。そしてすぐ近くには温泉施設もあるというほんといいとこです。
ところで、ついてみるとRHの一つは風で2mほど移動していた。昨日の台風の時は皆で管理棟に非難していたそうな。

夕食を一緒にどうだといわれましたが、汗もかいていたしとりあえず温泉へ、気持ちよくてのんびりし、留萌で入手していたソフトクリームただ券でソフトも食べて満足。まったりしてたらそれなりの時間になってしまい、夕食はパンで済ませてしまいました。

おびら鰊番屋付近
道は汚れ、建物は被害を受け、電光掲示板には通行止めの文字が。
留萌-苫前間の道
被害はひどかったけれど、なにごともなかったかのように景色はいいです。
<<  前日の日記へ

↑  このページのTOPへ

翌日の日記へ >>
 
日本一周自転車旅行記 「Inner Low」   Copyright(c)2006-2011 Daigo Fujiie,Allrights reserved.