危ない危ない、実際危ない
3時半起床。朝食は昨日のコンビニで買って来て済ませました。
夜明け前に出るつもりでしたが、道の駅から明け方の多々羅大橋を眺めながらのんびり過ごしていると6時近くになってしまいました・・・3時半に起きた意味は?朝陽が綺麗だったので思わず太陽の姿が全部見えるまでながめていまいました。その場の流れで予定をあっさり変えてしまうことはよくあるのでOKです。
さて出発、しかし多々羅大橋から覗く朝陽がいい感じだったのでいきなり自転車を止めて写真撮影。なかなかよさげな写真が撮れたのでは? フィルムなので現像・プリントしないと分かりませんが。
再び漕ぎ出し、橋を渡り生口島へ。来る時に泊まったYHの横を通りました。つい10日ほど前のことなのになんだか懐かしいです。短い期間でもいろいろありましたからねえ。
その後暫らく走っているとなんだかだるくなってきました、そして猛烈に眠い。とにかく眠い。走りながら寝てしまうほどです。気がつくとフラフラと道の真ん中の方を走っていたりします。危ない危ない、実際危ない。どこかその辺で寝てしまおうかと考えたのですがなかなかいい場所が見つからないのでとりあえずコンビニでブラックコーヒーを買って飲んでみました。するとあっさり眠気解消。我ながら単純な体の構造をしているなと思います。
それにしても、しまなみ海道は思った以上に長い。やっと尾道に入ったのが10時くらいでした。
本当は尾道を散策しようと思っていて、そのために早起きもしたのですが、列車の時間との兼ね合いが微妙だし、尾道は坂ばかりだし階段まであるとあっては自転車で回るのは無理、そして歩いて見て回る時間もないのであきらめました。ばたばたと見て回るのも嫌だしなあ。のんびり見て回る場所ですよね、尾道は。福岡からだったらいつでもこれるからいいや。
というわけですが尾道ラーメンだけは食べておこうと思い、駅周辺で店を探して食べました。これがまたうまっかたです。かなり満足しました。
その後駅に戻って、チャリを輪行袋に収めました。すごい荷物だ。これを持って鈍行列車で福岡までか・・・きついだろうな。なるべく多くの荷物をザックに詰めて背負えるようにして荷造り完了。後はみどりの窓口で青春18切符を買い、列車の時間までひたすらのんびりしました。
時間になってホームへと移動。すべての荷物を担ぐのは結構地獄。チャリが重い。列車に乗り込む。座ることが出来たのでよかった。
それはそうと、最近は岡山から下関まで乗り換えなしで行ける列車があるんですねえ。私が学生の時は必ず乗換えがありました。列車にはトイレもなくなかなか旅人泣かせの路線だったのですが便利になったものです。
列車では半分は寝てました。で、福岡の実家に到着。久々なのでなんだか他人の家みたいです。でもまあ、暫らくのんびり出来るなあ。ゆっくりしようっと。
*青春18切符・・・説明するまでもないかもしれませんが夏、冬に期間限定で発売されるJR全線で使える企画切符です。1枚で5回使えてお値段は11,500円。1回分で1日乗り放題です。一人で5回使うも良し、5人で旅に出るも良しです。乗れる列車は鈍行と快速まで(新快速はOK)。急行、特急、新幹線は乗れません。この時期にあわせてムーンライトと呼ばれる夜行列車が各地で運行されるので、使いようによってはかなり遠くまで行けます。のんびり旅を安く楽しみたい方はどうぞ。
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