カンパーイ、一人で、ちょっとむなしい

５時に起床。今日も目覚ましよりも先に目が覚める。そして自炊。たいした物は作ってないのになぜか出発は７時１５分・・・２時間以上かかってます。なぜ？

出発直後から昨日に引き続いて日南フェニックスロードを走る。青い海を眺める気持ちのいい道が続く。日南はええなあ。途中モアイ像を見に行こうか迷うが高台にあるのであっさり止めてしまう（弱）。

その後、サボテンハーブ園に寄り道。入場料は、５００円・・・うーん止めておこう。サボテンならその辺にすでに大量に生えているし。しかし折角だからサボテンの実アイスというのを食べてみることにしました。出てきたのは何故か赤いアイス。サボテンの実ってのは赤いのですか？味はまあ普通の味がした。といっても私は味覚音痴ですのでなんともいえません、解る人には解る味なのかも？

その後は大体フラットな道が続く。青い海を堪能。途中、金岡君（仮名）の好きな「鬼の洗濯岩」を横目に見ながら写真も撮らずに通過。鬼の洗濯岩というのはその名のとおり洗濯板のように横に溝の掘られた岩のことで、この辺の海では頻繁に見られます。一番大規模なところを普通に通過しちゃいました。

お昼ごはんはいつもの食パンにこれでもかと蜂蜜をたらしたものと、無脂肪牛乳を１リットル。たんぱく質を摂らねば。

青島を散歩したり、シーガイアを眺めたりしつつ、追い風に乗って快調に飛ばし道の駅日向に到着。テントを張ってもいいかと尋ねたところあっさりOK。私と同じように泊まっていく人がたまに居るのだそうだ。先人たちの行動が私の宿泊交渉を簡単にしてくれました。ありがたいことです。ここで、念のために言っておきますが道の駅は宿泊所ではありません。ご注意ください。

道の駅日向のすぐ近くには温泉があります。きれいな温泉施設です。ひばで出来た内湯の湯船がいい感じです。露天風呂からはどーんと日向灘が見えます。日が沈んでしまっているのが残念。やはり景色を楽しむためにも露天風呂には日のあるうちに来たいものです。

お風呂を十分堪能した後、脱衣所で体重計に乗ってみた。・・・46kgってあんた・・・暑い日が続いたからなあ、もう少し栄養を摂ろう。

風呂上りには休憩所でのんびりしながら日記を書いたりします。もう定番です。そして、実は７月１３日は私の誕生日なのです。というわけで旅の間はめったに飲まないけれど生ビールを注文。カンパーイ、一人で、ちょっとむなしい、でもうまい。そういえば、誕生日ぐらいはユースホステルに泊まろうとか言ってなかったけ？まあ、いいや。

駅に戻ってアスファルトの上にテントを張る。日中熱せられたアスファルトはまだ暖かく、汗がだらだら出る。そういえば駅の人がアスファルトが暑くなっているから気をつけてくださいと言っていたなあ、こういうことだったのかな。うーん、寝苦しい。扇子でパタパタ扇ぎながら「眠れないよー」とか思っているうちに寝てしまった。
今日はたいした山岳ポイントもなくペタッキ楽勝のコースでした。

＊金岡君（仮名）・・・大学で同じ旅研究部部員だった友人。とても面白くとてもいい人。彼の家の目覚まし時計はよく止まる。口癖は「わかるやろ！？時計が止まっとんたんよ！」。・・・わからんよ。