久々にキレました(笑)
朝、早ーく起きたものの昨夜の雨で濡れたテントを拭いていたために -というかこの段階でも雨は降っていたのですが- 出発は遅れ、5時45分に出発。他のキャンプ客の皆様、五月蝿かったら御免なさい。
で、初っ端から、昨日快調に下ってきた13kmの坂を登る。この坂は1時間かかりました。思ったよりも楽で、時間としてもまあまあです。そしてここで超えた小広峠(550m)が、標高としては一番高いので、後は下りがメインでらくちんです。ほどなくして海沿いの町白浜にやってきました。
円月島をさらりと見た後、渚百選の白良浜へ。砂は真っ白で綺麗なのですが、流石は南紀一のリゾート地、そして8月の日曜日ということもあって海水浴客でごった返して砂浜なんぞ見えはしません。早々に砂浜を後にし、近くの崎の湯という歴史ある露天公衆浴場へ。白浜は温泉地でもあるのです。この崎の湯は開放的でとても気持ちがよかったです。海岸と隣接しているので白い波がザッパンザッパン見えます。湯にのぼせてきたら、海に入って落ち着けてみたり、自然の中の温泉って感じでとてもよいです。私の好きな露天温泉の中でも1、2を争います。思わず1時間も入ってしまいました。
その後は千畳敷、三段壁と定番の景勝地を見た後大移動大会。海沿いの道は南紀特有の細かいアップダウンが続き、そして何より私を悩ませたのは強い向かい風です。距離は稼げないのに体力だけは減っていきます。
ところで自転車で走るにおいて私が嫌いなものが2つあります。・・・細かいアップダウンと向かい風です。
二つがそろった事で、私の精神はすっかりまいってしまい、「あー、もう、なんだよちくしょう!」とか叫んでました。久々にキレました(笑)
途中では道の駅「イノブータンランド」で休憩しました。この街は独立国家イノブータンランドによって町おこしをしているという面白いところです。道の駅にはこの国家の居城があり、中にはイノブタの国王が鎮座しておられました。また、この国では"つちのこ"を探しており、見つけると100万円を貰えます。皆様も"つちのこ"を発見して独立国家イノブータンランドに行きましょう。・・・どこの町も大変だなあ(笑)。
海岸沿いをさらに南下し串本町で買い物をして本州最南端の潮岬に到着したのは5時半、向かい風にやられて予定よりも遅くなってしまいました。おかげで売店はもう閉まっていて最南端到達証明書が手に入りませんでした。仕方ない、明日買うか・・・これで明日の出発は遅れるなあ。
この本州最南端の地にはドーンと芝生が広がっていて、そこは「潮岬望楼の芝」という無料のキャンプ場になっています。海がドーンと見え、緑の芝生が広がり、なんとも開放感があって気持ちよく、金銭的にも有難い所です。
夕食は久々の自炊でパスタとキャベツともやしを炒めたものをつくってみました。まあまあの味です。
夜は星が綺麗でした。
|