所詮、日本の道は自動車中心
7時に出発。今日はさして距離もないと、たかをくくって遅め?の出発だ。しかし、後で後悔することになる。
国道2号線を走っていたのですが、これは途中から高架道路になり、しかも自動車専用なので自転車は下の側道を走らなければいけません。しかし、川になるとその高架に歩道がつけられて橋になっているのでそのたびに急坂を上り下りさせられてきついです。
途中で海側に寄り道して赤穂に行ってみました。四十七士で有名なところです。入口は峠になっていて多少きついのですがその後は海が見えてまた車も少ない道で走りやすかったです。やはり国道よりこういった道のほうが好きだな。
そして赤穂を散策。まずは、赤穂城跡から。例によって城跡です。明治はじめに城が壊されまくったので日本中城跡だらけです。「西洋に習え」の急速な間違った近代化の結果がこの様です。
城跡の次は大石神社へ行きました。47人の石像が立ち並んでいます。赤穂は数年前に大河ドラマになったこともあってどこも綺麗になっていました。
そして赤穂を後にする時もやはり峠を越えます。藩主切腹の知らせを持った早籠もこの峠を越えたそうです。
赤穂散策でリフレッシュした後は再び国道2号線に戻りました。例によって側道を走ります。しかし暫らく走るとトンネルの手前で、何故か道がなくなりました。何故?おいおい・・・暫らく近辺を探してみましたがやはり道はありません。「く・・・迂回するしかない。」とはいえ特に迂回路が示されているわけではありません。自動車に向けてはちょっとしたことでもすぐに迂回路の看板を立てるくせに・・・所詮、日本の道は自動車中心にしか考えられていないということですか。
仕方なく地図を見ながら迂回路を探します。現在地点が大体でしか分からないので、非常にめんどくさいです。多分こっちであっているはず・・・といった感じで走りつつも何とか迂回成功。国道をまっすぐ走るよりも3、4kmおおく走る結果になってしまいました。
最短距離だったので、一桁国道を走りましたが結果として余計に走ることになりました。注意しないとなあ。
17時過ぎに姫路城に到着。ほんとはもっと早く着く予定だったのに・・・畜生、R2め。
姫路城は、城門の中に入ったところの広場から眺めました。特に城の中に入る必要はないでしょう、そんの時間もないし。離れたところから見るのが綺麗なのです。白鷺城なんて呼ばれているだけあって均整が取れています。「暴れん坊将軍とかでよく見るなあ」とか思いながら眺めていました。・・・若さが足りないなあ。
その後は宿泊地に向けて出発。夕方から雨が降ってきましたが無事に加古川の健康ランド「湯遊ランド加古川」に到着。ふー。
ここにはは一人のチャリダー、渡部さん(仮名)が泊まっていて暫らく話をしました。彼も長旅です。お互いに頑張りましょう。
健康ランドの人の話によると、なんか、台風が近づいているそうです。困ったなあ、連泊か?
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