うーん、函館時間
ここライムライトは宿泊費に朝食代も含まれています。
食パンメインの何か独特な朝食を頂き、のんびりしてから函館の町へと出かけました。
とりあえずは土方歳三最期の地へ。何か解りづらかったけれど道に迷いながら何とかたどり着きました。公園の片隅に、石碑と一本木関門がありました。線香を上げて手を合わせました。土方歳三ノートなるものが置いてあったので、一筆書いてきました。
何だか感慨深いものがあります。時代の変わり目に全力で生きた人々には何か学ぶものがあります。私もふらふらしてちゃいけないなあ、とか思います。
次に向かったのは五稜郭。上から見てみたくなり、奮発して五稜郭タワーに上ってみました。上からと言うよりは斜めからと言ったほうがいいです。五稜郭も広いからなあ。そして近すぎるのでカメラのフレームに半分しか入りません。・・・しかし均整の取れた形はよく分かります。面白い形の城郭です。
タワー内に歳三の銅像を発見。思わず一緒に記念撮影。もう、すっかり、歳三ファンです。そういえばタワー下には全身像もありますよ。
五稜郭公園に行き、公園内の博物館五稜郭分館を訪れました。ここでは新撰組展が行われていました。新撰組について学びます。ホント、幕末の方々の志の高さには脱帽してしまいます。私と同じぐらいの年齢なのに。自分が小さな人間に見えてきます。もっと頑張らねば。
その後は100円ショップを見て回ったりしてからライムライトに帰りました。
一緒に泊まってた鹿児島の若松さん(仮名)と2時から函館山麓の坂を見て歩く約束をしていたのですが。布団の敷き詰められた部屋は最初は「なんだこれ!」とか、思ったものの次第に何だか居心地がよくなってしまい。だらけた時間が過ぎ去っていきました。
で、ようやく出かけたのが15時半でした。
函館は坂の町としても有名で、石畳の坂を上から見下ろすと奥には函館湾が広がっていて面白い。観光バスの一行が歩いていたので、後にこっそりついていって(確実にばれていたと思いますが)うんちくを聞きながら歩きました。坂のほかにも、昨日も見た教会群や、明治期に立てられた西洋建築の建物が立ち並び、1日見ていても飽きないと思います。
今夜が函館最後という方がいらっしゃったので、夜は数人で飲みに行きました。
入った飲み屋は、注文してからメニューが来るまでかなり時間がかかる店でした。店員が少なかったのかな。時間だけが経っていきどうしようもないので、ついにカニ雑炊をキャンセル。キャンセルできるのがまたすごい。
外に出て、次はラッキーピエロに行きチャイニーズチキンバーガーを注文しました。しかし、函館全体が作りおきをしない店ばかりなので、やっぱり時間がかかります。でも、函館の人々はそれが普通とばかりにちゃんと待っています。うーん、函館時間。でも、料理は美味しいし、某チェーン店みたいに時間が経ちすぎると捨ててしまうような無駄もないし、これはこれでいいことです。忙しい人には向きませんが(笑)。
宿に帰ってチキンバーガーを食べました。これまたうまいです。
満足して寝ました。
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