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自転車・自転車回り

フル装備MTB キャリアのみMTB

自転車 (GIANT「xtc-870 2002モデル」)

私が日常から愛用しているマウンテンバイクを旅仕様にしました。といってもキャリアーを付けたり、チェーンを錆びにくい物に替えり、サドルを柔らかめのものにしたり、ステムを短くして前傾姿勢を緩和したぐらいでいたってシンプルです。
走っていて暇なときは「相棒」とか呼んで話しかけたりしてました。ときどき臍を曲げますが(激坂でギアが落ちなかったり・・・整備不良・・・です)、総重量20kg以上の荷物を載せてがんばってくれました。

フロントキャリア(ミノウラ「MT-3500SF」)

何だか前輪がふらついて、慣れるまではちょっと恐いです。慣れれば、まあ、気になりません。フロントサスペンションに対応したキャリアは少ないようなので我慢です。
リジットフォーク(サスペンション無しのフロントフォーク)にすれば選択の幅はぐっと広がるのですが、そうすると路面の衝撃を常に受け続けることになるので疲れると思うのですよ(歩道を走るときなどは特に)。微々たるものかもしれませんが少しでも楽したいですしね。
ちなみに、サスペンションは少なからずペダルを漕ぐ力(すなわち前進する力)をも吸収してしまいます。なのでとにかくガンガン進みたいという方はサス無しでいいかな。

リアキャリア(日東「MTキャンピー-リア」)

キャリアーで定評のある日東製です。定評通りの丈夫さ、一度も故障はありませんでした。一番荷重のかかる部分ですが安心して使えました。むしろチャリ本体の方のねじ穴が馬鹿になって苦労しました。

フロントバック(オーストリッチ「F-237」)

ハンドルに取り付けたバックです。主に貴重品や地図,カメラなどを入れていました。ワンタッチで外れるので、自転車から離れるときはバックごと持って行けて便利でした。

サイドバッグ(前:オーストリッチ「S-7」 後:TIOGA製品名不明)

前、左のサイドバッグの底は何度も縁石にこすったせいでぼろぼろになっています。後のバッグは友だちに借りた物です。雨が降るとレインカバーを掛けるのですが、タイヤ側は無防備なのでどちらも派手に浸水しました。
前のバッグには工具や使わない地図を底に入れて、上に雨具、食材などすぐに取り出せる物を、後には着替えや調理器具などを入れていました。

ザック

リアキャリアの上にゴム紐で縛りつけた大容量のバックです。テントやシュラフなどが入っています。また、予定外に増えた荷物はほとんどここに入れました。背負えるので持ち運びにも便利です。寒くなると防寒着で一杯になりました。

ヘッドライト(CATEYE「HL-EL400 コンパクトオプティキューブ」)

旅の後で無くしてしまって写真はないですが、とてもコンパクトでそれなりに明るいです。夜にはテントの中で照明としても使っていました。車にこちらの存在を知らしめるには十分です。
ただし、夜道を照らして走るほどの明るさはありません。でも基本的に夜道を走ることはとても危険なのでほとんどないです。
テールライト

テールライト

後が爪のついたクリップみたいになっているので、ザックを縛ったゴムロープに引っ掛けていました。主にトンネルや、うっかり日が暮れてしまったときに使用。百円ショップで買ったものですが、百円とはいえ7つの点滅パターンを持つ優れものです。光量がちょっと落ちるのが欠点。でも、二つ以上つけていれば大丈夫だと思います。2つ買っても210円ですし。
・・・といいつつ、二つは面倒なので私は2007年の旅ではキャットアイの明るいライトを購入しました。予算に応じて考えましょう。


タイヤ

磨り減って一度交換しました。最終的には太さ1.75のタイヤを前後輪とも使いました。走りが軽いような気がするので。

タイヤの内側にはパンクしにくいように布テープを貼っています。
休憩中にはタイヤをチェックして異物が刺さってないかこまめに確認すると良いと思います(私はあまりやってませんでしたが)。異物がチューブに達する前に抜くことができればしめたものです。
・・・因みに布テープの端っこにチューブがくっついて、パンク修理の時に面倒だったりしますが・・・我慢です。

2007年の旅では、「期間も短いしまあいいか」と、使い古しのタイヤで出かけたところ標高2000mの峠を越えた時にチューブ内の空気が膨張し、タイヤが裂けました。こういうときはジーパンなどの丈夫な布の切れ端を使って応急処置をするのですが、その時はそれももっていませんでした。幸い、町まではもったので助かりましたが(というか町でバーストするまで気がつかなかった)、何も無い山奥でトラブってたらと思うとゾっとします。結局前後輪とも交換。しかも、旅の途中なので満足のいくものは手に入りませんでした。
タイヤは新品で出発しましょう。

替えチューブ

パンク修理が難しいときや、面倒くさいときはタイヤに異物が刺さってないかだけを確認して、チューブごと取り替えました。
野営場所に着いてからパンクの修理をします。

替えスポーク

いらないような気もしましたが札幌で購入。買ったかいがあってその後三本ほど折れてくれました(泣)。20kg以上の荷物を積んで走っているのだから、そりゃあいつかは折れますわなあ。出発前に折れてるのを発見すると修理で出発が1時間程遅れます。不器用なのです。泣きそうになります。
普段はビニール袋に入れて、ハンドルバーの中に入れていました。こうすると、邪魔にならないし、かたかた音がすることもありません。
スポークが折れても自転車屋まで走って行くことはできるので無くてもいいかな。ブレーキにタイヤが触れるようなら、ニップル回しでスポークの張りを調整します。最悪、ブレーキを開放して、使えるほうのブレーキのみで安全速度で走ります。危険な場所は押して歩くことになります。
あと、旅立つ前に太目のスポークに全部変えてしまうと良いです。私はチャリを買ったときのままの15番のスポークでしたがこれは間違い。なので、2007年の旅の時には14番のスポークで組みなおしました。たった2ヶ月の旅でしたが、こちらは折れることは無かったです。ちなみに数字が少ないほうが太いです。
いろんな旅人のHPを観たところ、どうやら13番のスポークが旅には適しているようですよ。
因みに、旅行用チャリで定番のグレートジャーニーでは14番が使われているようです。

フレームポンプ

フレームポンプ

携帯用の空気入れ。写真のものは2つ目。一つ目は途中で壊れてしまいました。空気圧が低いとペダルが重くなってしまうので、2、3日に一度ぐらいのペースで空気を入れていました。フレームポンプが一番活躍するのはパンク修理のときです。しかし0から空気を入れるのは非常にきつい。私が一番嫌いな作業です。何度か休みながら作業していたので、遅い遅い。したがってパンク修理にはやたらと時間がかかってしまいました。地面に押さえつけて普通の空気入れのように使えるタイプが楽だと思います。

ペダル

ペダル(シマノ「PD-M324」)

片面はSPD(靴とペダルを金具で固定するシステム)、もう一方は普通のペダル。両方使い分けることが出来て便利。ほとんどSPDで走ったけれど、膝を痛めたときだけはノーマルなほうで走りました。
普通ペダルを漕ぐ時はペダルを押し出すことしかできませんが、SPDを使うと引っ張りあげることもできます。 押す時と引っ張りあげる時の二つの筋肉を使うので疲労を軽減できます。でも、いきなりやると膝を痛めたりするので出発前にトレーニングしておきましょう。

シューズ(シマノ「SH-M034」)

底にクリートというペダルに固定するための金具がついています。歩くとカツカツと音がします。他の靴を持ち歩くのが嫌だった私は、すべてこの靴で過ごしました。もう、ぼろぼろです。四国、こんぴらさんの1368段の階段もこれでカツカツ登りました。今考えると、あり得ないです。石段を傷つけることになりますので、ちゃんと普通のシューズも持って行きましょう。
「クリートはちょっと・・・」という方は、ストラップとトウクリップ付のペダルにすれば普通の靴で行けます。

グローブ

グローブ

手のひらの部分がクッションになっています。長時間走るため、付けていると疲れ方がだいぶ違うような気がします。
転んだ時は普通手をつくのでそんなときに怪我が少なくてすみます。
指ありと無しの2種類を持っていました。

ボトル

ボトル

飲み物を入れるためのもの。夏はとにかく汗をかくのでこまめな水分補給が必要です。これによく麦茶パックを入れていました。1時間ほどでお湯になります。あれはもう飲みたくないなあ。
衛生的にはあんまり良くないような気がしますので、それが気になる方は、1リットルぐらいのペットボトルを取り付けられるボトルゲージなんてのもありますのでそちらを使うといいと思います。洗ってもペットボトルの汚れが気になるようになれば買い換えてしまえばいいので。

メット

メット(OGK「W-3」)

安全のためです。低速で落車しても打ち所が悪ければ死ぬのです。危険な道を走らざるを得ないこともあるわけですし。身を守る唯一の防具です。
また、日よけの意味もあったので、バイザー付きを選びました。

輪行バッグ

輪行バッグ(オーストリッチ「L-100」)

お盆に実家に帰るときなどたまーに列車に乗るときや、長距離フェリーに乗るときに使いました。長距離フェリーでは輪行しないと自転車といえどなかなか高い金額を要求されるのです。しかし、フル装備のMTBの輪行はとても面倒です。荷物を降ろし、前後のキャリアをはずし、タイヤを外しフレームと一緒にバンドで止めて輪行バッグにいれる。キャリアもうまいこと袋の中に収めます。非常に時間がかかります。
また、自転車がその場での修理が不能なほど故障したときの臨時用としても持っていました。写真の物は薄っぺらで本当に袋って感じの物ですが軽くてコンパクトなのがよっかたです。一緒に巻いているのはディレイラー(後部変速機)を保護する為の金具です。

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